LUZの熊野古道案内

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2009年 09月 23日

熊野の旅 学校統廃合 最後の運動会 2

 昨日の『飛鳥小学校』と同じように、今年度一杯で廃校が決まっている『熊野市立小阪小学校』の方も、同じ日に運動会が行われました。
 こちらも「小坂区」との合同運動会です。
 いろんな場面で、『校長』と並んで『区長』が出てきます。
 プログラムの内容では、一般参加のもののほうがやはり多いのです。
 小学生だけで運動会をすれば、『徒競走』全学年で一回、『お遊戯』全校生徒で二曲くらい、『親子の競技』二回くらい・・・で終わっちゃいます。9時開始10時過ぎ終了の体操の時間になってしまいますからね。

 昔は一般参加も、『青年団』と言うものがあり。それなりに若い人が居たので、『部落対抗リレー』などの時はまさに地響きを立てて小学校の小さなトラックを大きな若い衆が回っていたものですが、今では地響きを立てるほど馬力のある「青年」は居なくなっています。
 『中高年』とよく言いますが、その中の『中』を抜いた位の人が一般参加の中心です。
 何しろ見物席は見事に「敬老会」状態ですからね。
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 こうした人達も参加して楽しめる競技を沢山用意しています。
 そして、参加賞もプログラム毎に用意されています。
 区費と寄付で用意されるのでですが、バケツ・箒・洗剤・ゴミ袋・・・元気でどんどん参加できる人は持ちきれないほどの景品を持ってかえります。
 小阪小学校の方が沢山の人が集まっていましたが、もともとの人口が少ないところですから「沢山」と言っても、よその学校の父兄の数には到底及びません。
 しかし、中々顔を見ない幼馴染などの顔が見えたことを喜んでいるおばあさんたちも居ました。
 『寂しい・・・』と言う感想はほとんども人が持っていますが、『統合はけしからん』と言う声はありませんでしたね。
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 かくして、130年に及ぶ「小阪小学校」は閉校に向かって進んでゆきます。
 たとえ、十数人しか児童が居なくても小学校があるから開催できた運動会も、『小坂区』だけで開催することは難しいでしょうね。
 公式の学校行事に乗っかるから続いてきた昔ながらの運動会ですからね。
 このように、『昭和の子供』が勢ぞろいして、青空の下で楽しげに遊ぶこともなくなるかもしれません。
 小阪に残るのは中学校です。
 中学校となると、飛鳥町全域の物ですから、地元だからと言って『小坂区』が便乗・乗っ取りまでは出来ませんからね。
 しかし、子供の教育と言う見地から見れば、二十年も三十年も遅い統合なのですけどね。

 カメラはSONY α350+SIGMA10-20ズーム使用


熊野市周辺地図です


by je2luz | 2009-09-23 11:54 | 熊野 | Trackback | Comments(2)
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Commented by マイケル at 2009-09-29 00:46 x
私が小学生のころは昭和40年代のころは一番生徒数の少ない学年でもまだ20人はいました。変わってしまったものです。これも国の政策の結果なのでしょうか?
都会(郊外)と田舎の違いは回転寿司に行くとよくわかります。都会の回転寿司は小さな子供連れの家族多く熊野の回転寿司は老夫婦が多いんです。ここを見るだけで置かれている環境の違いを感じます。
Commented by je2luz at 2009-09-29 19:40
マイケルさん
 都会に集中するのは世界共通の流れですね。
 すでに江戸時代には江戸や浪花にあこがれて出てゆきましたし、中国でも長安などに集まったし、今では北京・上海に集まりますしね。
 お金がものを言うようになると、生産者より流通業とかの方が力を持ちますからね。
 まして、今じゃあ、世界中が拝金主義に侵されていますからね。


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