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LUZの熊野古道案内

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2009年 09月 04日

熊野の旅 観光・・・旅行・・・旅 

 『観光』ってものは、何かを見に行くものです。
 『旅行』ってのはやはり、何かを求めてゆく感じでしょう。
 『旅』となると、「旅行」だけではなく、あてども無くふらふらと・・・と言う「漂泊の旅」も含まれてくるでしょう。

 役所とか地元が期待するのが「観光」と「旅行」なんでしょうね。
 その目的、目的地に『熊野』を選んでもらって、お金を落としてもらうってことでしょう。
 それも、昭和20年代30年代40年代・・・段々膨れていったそうした「観光」「旅行」の残影追い駆けているのでしょう。
 ピークは『レジャーブーム』なんて言葉が生まれる頃???
 いや、その頃には、もう田舎の観光は下火だったかもしれません。
 ファミリー連れ、ニューファミリーは都市近郊に生まれた「遊園地」に取られていましたからね。
 「ドリームランド」「あやめ池」「みさき公園」・・・「よみうりランド」「富士急ハイランド」「福生健康ランド」「常磐ハワイアンセンター」「船橋ヘルスセンター」・・・それこそ山ほど出来ましたからね。
 田舎でも負けじと、「太地クジラ公園」「串本海中公園」「白浜アドベンチャーワールド」なんて出来ました。
 
 出来た頃がピークで、そんなに遠くまで人が行くなら・・・てことで、都会のすぐそばや真ん中にレジャー施設の新設が始まりました。それも、巨大な物が・・・
 「東京ディズニーランド」「USJ」なんて日本人の大好きな『舶来もの』が客を掻っしまいましたね。
 更には「海遊館」なんてのや、ビルの中には「サンシャイン国際水族館」なんてのまで・・・

 人口・経済・人材の一極集中が言われていますが、遊び場、レジャー産業まで、大都市集中が進んでしまいました。
 東京などでは温泉まで充実してきましたから、生まれてから死ぬまで、『大東京』から一歩も出ないで、退屈することも無く、すべてを完結できるようになってしまったようです。
 巨大な宇宙船の住民みたいな物です。
 なんだかんだ言っても、首都圏から外に出る人は減っているでしょう。
 田舎からのお登りさんは出かけているようですけどね。

 はてさて・・・
 そんな町から人をおびき出す手はあるのでしょうかね?
 「文化人」「有識者」は講演料を貰って能書きを述べに来てくれているようですが・・・
 熊野に来れば熊野について語りますが、ひだに行けば飛騨について語る御仁たちです。
 そして、口をそろえて…「地方の情報と文化を外に向かって発信し…」なんていっていますね。
 そもそも、私はその『発信』なんて言葉を使うのが嫌いです。
 無線局じゃあるまいし・・・

 私も長い間、この周辺の事を、良い面も悪い面も正直に書き続けてきました。
 おかげさまで、読んでくれている人も少しずつ増えて、安定してきました。
 『熊野市』関連のNET上のアクセス数では多いほうだと思います。
 しかし、これを読んで熊野にやって来てくれた人は果たして何人いるのでしょうね。
 マイナスも書くので減らすのもあるでしょうしね。
 でも、飾り立てた粉飾記事は書きたくないですね。
 何も無いのが魅力の、何も無い熊野地を歩きたくなればそれが一番なんですよね。
 『銭持って来い!』ってえのは『世界文化遺産』にも『熊野詣』にも合わない筈ですからね。
 なんて言っているから嫌われるのでしょうね。

 『熊野』は『旅行』では無く…『旅』に来るところです。
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 カメラはウエルタ・ペルレ


熊野市周辺地図です



by je2luz | 2009-09-04 11:27 | 熊野 | Trackback | Comments(0)
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