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LUZの熊野古道案内

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2009年 09月 02日

熊野の旅 災害・防災

 昨日は『防災の日』だったのですね。
 1923年(大正12年)9月1日午前11時58分32秒に起きたマグニチュード7.9の大地震のあった日を忘れないようにと、この日を『防災の日』と決めたようです。
 大東京を襲ったのと、お昼時で火を使っていた家庭も多かったので未曾有の大災害が起きたようです。
 しかし、もう、この「関東大震災」を知る人は居ないといってよいくらいでしょう。
 
 地震は割合と狭い範囲の被害になります。
 少し離れると、「今の地震は大きかった・・・」と、エネルギーの大きさを感じる人が居るくらいで終わってしまいます。
 それに、いつも書いていますように、人々の記憶なんて恐ろしくいい加減な物です。
 うんと新しい『阪神淡路大地震』でも、地元の関西でさえ、わざわざ話題にしない限り忘れられかけているようです。

 地震だけではなく、台風でも被害は通ったコースとか、たまたま局地的豪雨が襲った所以外では、大災害でもよそ事になります。
 そして、被災地でも直に被害を受けた人以外の記憶からはすぐに消えかかります。
 この辺で言えば、「伊勢湾台風」を筆頭に「13号台風」とか、二度の『19号台風」など、大きな台風に何度もやられていますが、ほとんどが忘れられています。

 「伊勢湾台風」では木本町の南半分くらいから井戸町松原などではほとんどの家の屋根が剥がされ熊野市駅やその周辺が水に浸かったことなどほとんど誰も覚えていないのです。
 まあ、50年経つのですから無理も無いでしょうね。
 記憶がはっきりするのが10歳とすると60歳代からは経験があるはずなのですがねえ・・・

 かくかように人間んp記憶がいい加減だから、なかなか学習しませんね。
 目の前で被害を見た地域でさえこれなんですからね。
 やたらと覚えている私の方がおかしいらしいです。
 困った物だと思います。

 学習能力が無いだけに、毎年毎年、『防災の日』に訓練が行われるようですが、最近の大きな訓練を見ると、「訓練のための訓練」、「格好つけた訓練」のように思える時があります。
 学習する気が無い住民は参加しないで、老人倶楽部と動員された子供だけ・・・
 見物人はマスコミだけ・・・
 これなら仰々しくやらないで、プロの連携訓練を地道に繰り返した方が良さそうにさえ思えます。
 ひどい時は連絡設定が出来ていないのに、出来たことにして、伝令が受信分を持って司令部に走る・・・
 だって、電文は決められていて配布されていますから、連絡設定不能でも時間通りに「行事」は進行できるのです。
 まあ、これはひどい例でほとんど無いことなのでしょう・・・たまたま、私はそんなのを目撃したことがあるだけでしょうね。

 各地でそれぞれ代表的災害は違うでしょう。
 昔、下宿で同じだった沼津の子は昭和33年の『狩野川台風(かのがわたいふう)』のことばかり言っていました。
 大阪の人は『室戸台風』『第二室戸台風』を筆頭にあげますしね。
 でも、これらも忘れられた災害になっているでしょう。
 自分の町の災害の歴史を知ることは、文化を知るより大切かもしれないのですけどねえ・・・
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熊野市周辺地図です

by je2luz | 2009-09-02 10:53 | 熊野 | Trackback | Comments(0)
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