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LUZの熊野古道案内

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2009年 08月 20日

熊野の旅 熊野大花火大会 舞台裏

 昔、水の澄み切ったレマン湖で白鳥を見たとき、あの優雅に泳ぐ白鳥の下でせわしなく足がゴチョゴチョ動いているのを見てふき出しました。
 普通に見られる白鳥はあんなに優雅だのに・・・

 花火と言う物は夜の闇の中で行われますから、取り立てて舞台裏を隠すわけではありませんが、あの綺麗な花火の足元にはゴチャゴチャと仕掛けが転がっている物です。
 大きな花火で一発ずつ筒に落とし込んで点火する物もありますが、今流行の仕掛け花火の裏打ちと言われる機関銃のように発射する花火は花火の数だけ玉の入った筒が並べられています。
 裏打ち用の5寸玉とかの小さな花火の筒は打ち上げの高さも低いので短い物です。
 50発打つには50本の筒を並べて固定しています。

 『熊野大花火大会』では打ち上げが3箇所で行われます。
 鬼ヶ城西口・海に浮かべた台船・井戸川河口カルバートです。
 一番目は昔から使われてきた鬼ヶ城東口です。ここは今は防波堤が出来ているのでその上を使っています。観客席に向かってせり出しているので、海岸線と平行に低い角度で打ち出せるのでものすごく低い位置、観客の目の前で開かせることが可能です。
 そして、その脇から始まる鬼ヶ城の岩壁が最大の呼び物『鬼ヶ城大仕掛け』の花形『尺玉自爆』の舞台になります。
 ここは前日から立ち入り禁止になり、岩の上に大きな尺玉がごろごろ置かれます。
 何しろ地上での爆発ですから、間違えば爆弾テロ並みの事故になります。
d0045383_9505024.jpg

 真ん中と右側の矢印のあたりに設置されているのが、筒に入らない花火です。
 右の方に配置される数が減っているようです。
 この花火が爆発する衝撃と後ろの岩窟で反射された爆発音が観客席の方を襲ってくるのです。
 広い場所でなら、音も拡散してしまいますがこの舞台装置ならではの『音と地響き』の花火が出来上がるのです。
 花火自体は半円にも開けない勿体無いことになるのですけどね。
d0045383_1031387.jpg

 地元の人は、この『鬼ヶ城の仕掛け』が楽しみで花火を待つのです。
 そして、これが『熊野大花火大会』のフィナーレなのです。
 よそから来た人の中には、帰りの混雑を嫌ってでしょうか・・・この「鬼ヶ城大仕掛け」の直前に浜から出て走るように帰りに掛かる人が居ます。
 何をしにこんな遠い熊野まで来たのやら・・・
 たった一つの仕掛けですが、熊野の花火の真髄に触れないで帰るという事になるのです。
 そんなに急いで駐車場に帰ったって、これが終わると同時に国道42号線が閉鎖になって全く車は動きません。
 我が家の庭に置いた車なら、そうなる前に国道に出て木本を抜けられますから通常の時間で帰れますが、他の駐車場ではこの少しの時間が役立つと思えないのですけどね。
 可哀想な性格の人たちとしか言えません。
 
 『熊野大花火大会』に来られたら、途中で中抜きになるのは構いませんが、『三尺玉海上自爆』と『鬼ヶ城大仕掛け』だけは見逃さないでください。見るだけではなく、花火の衝撃音も体験してください。

 『三尺玉海上自爆』は我が家の真正面・・・つまり、観客席の中央沖合いで爆発させます。
 開く半径が大きいので我が家のベランダでは近すぎて、予想はしていたのですが、デジタル一眼レフに19mmレンズではおさまりませんでした。去年は35mmカメラに装着していたので入ったのですけどね。APS-Cの安いデジタルカメラだと13mmくらいのレンズをつけないといけません。
 これだけを収めるなら、少し離れた有馬のあたりで良いでしょうね。
 でも、迫力がなくなるし・・・
d0045383_10213436.jpg

 と言うことで、一等地での花火を今年も見させていただきました。
 会場から20mの我が家に駐車された鈴鹿・伊勢・和歌山などからのお客さんも大満足で又来年も来ると言うことでした。
 駐車場の新規受け入れは出来ないようです。

 カメラはソニーα350+コシナ19-35cズーム

熊野市周辺地図です

by je2luz | 2009-08-20 10:33 | 熊野 | Trackback | Comments(0)
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