LUZの熊野古道案内

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2009年 07月 25日

熊野の旅 紀勢本線事故・・・獣害?

 紀勢本線が事故を起こして特急が遅れたそうです。
 それも昼日中の話です。
 場所は南牟婁郡御浜町内です。
 御浜町内の紀勢線はほぼ全線海岸線の人里を走ります。
 だから起きにくい筈の事故だったのですが・・・

 はねちゃったのです。
 人里ではねるとすれば人間なのですが、相手は『いのしし』だったそうです。
 両方が山と言う区間が多い紀勢本線ですが、御浜町内は線路を渡って反対側は国道と浜のですけどねえ…
 それに、イノシシは元来夜行性なんですよね。
 真昼間にこんなところまで「イノシシ」が出てくるとは・・・
 『しし神さま』の怒りでしょうか?
 以前なら、「もののけ姫」に出てくるような山を荒らす鉱山もありましたが、今では山間部はどんどん人が居なくなって、「しし神様」にお返ししていると言うのに・・・

 イノシシが闊歩し始めると、『サツマイモ』なんて、餌場を作っているような物です。
 生で食べても甘くておいしい物ですからね。イノシシも大好物です。
 私なども子供の頃は「おやつ」なんてものにはありつけませんでしたから、よその畑のサツマイモを盗んで生でかじった物です。
 山間部だったこともあるのでしょうが、食べられるほどに太るのは秋になってからでしたね。
 その頃も、山間部ではイノシシが芋の季節には山から下りてきました。

 熊野川町辺りに行くと、田んぼをもの鉄柱で作ったものすごく頑丈な有刺鉄線で囲ったところがあります。
 あれで、鉄兜をかぶった迷彩服の人間が歩いていたら、南北朝鮮の国境みたいです。
 しかし、ここまで獣が里に住み着いてくると、どうしても百姓をしたければそんな風にする必要がありそうです。
 そうなると、道路にはゲートをつけないといけませんね。セルフサービスだと閉めないのが居るし、今の法律では国道や県道にゲートをつけて閉鎖することも出来ないでしょうしね。
 全部有料道路にして・・・と言うわけにも行かないし・・・
 それに、広い範囲に点在する農地を囲い込むことも出来ないし・・・
 それでなくても効率が悪くて百姓では食えない田舎で、どんどん作れる作物がなくなります。
 イノシシも鹿も猿も食わない辛いトウガラシ畑なら何とかなりそうですけどねえ・・・
d0045383_10373512.jpg

 動物がうろつく道には『鹿注意』なんて標識が出ていることがあります。
 紀伊半島なんて、国道42号線、168・169・309・311号線なんてのは夜になれば全線そうなりますね。
 「イノシシ」「鹿」「狸」「狐」「ウサギ」「かもしか」・・・昼間は「猿」ですからね。
 それに、車のエンジン音の聞こえない『徘徊老人』まで加わりますから、くれぐれも走行時にはお気をつけください。
 熊野の神々もとてもそこまで手が回りませんからね。
 電気自動車の方は相手が若い人でも気を付けてくださいね。こればっかりは若くても聞こえませんから・・・
 補助金まで貰って危ない車を走らせていることを自覚してください。

熊野市周辺地図です

by je2luz | 2009-07-25 10:45 | 熊野 | Trackback | Comments(2)
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Commented by ピロリン at 2009-07-25 20:21 x
しし神様だけに、やはり食べるしかお慰めのしようがないですよね。
かと言って、猟銃は敷居が高いし決まりが多いし、エアガンも規制が進んで簡単に購入できない上に射程が短い、ライオンの糞では慣れられるし、何か入った農地や線路に入った獣だけコロリとやっつけて、その食肉処理販売ルートが鉄道会社も含めて作れれば良いのでしょうけど・・・なんてヨソモノは考えますけど、猟の期間も複雑に決められているようですし(そちらでも冬なんでしょうか)、難しいですよね。今更、農地を住宅で囲った輪中集落(?)も作りようがないですし・・・。

北のほうでは森の中の線路沿いにまで延々と鹿侵入防止有刺柵が続いています。列車が遅れるよりは良いのだろうけど観光客の人は興ざめだろうなぁと思いながら見ています。
Commented by je2luz at 2009-07-25 21:55
 都会では動物が檻の中に居て・・・
 田舎では人間が檻の中でなかで暮らさなくてはならないようです。


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