テレビなどでは中国の「春節」を賑やかに報じていますね。
たしかに、中国人のやることは派手で賑やかです。
赤に金色、更に爆竹・・・
でも、ある意味では素直に新年を祝っていますね。
そして、民族大移動の里帰り・・・
日本だって昔はもっと新年を大切に祝ったようです。
除夜の鐘だって檀家の人が競って撞きに出掛けたものです。
今は、「除夜の鐘がうるさい」「入相の鐘もうるさい」とお寺さんの鐘の音が消えたりしているようです。
そんな世相ですから新年を盛大に祝うことも無くなるはずです。
大々的な里帰りを不思議な光景のように報じていますが、今の日本だって大移動は行われているし、少し前の昭和30年代40年代だと北京駅みたいな光景が上野駅でも東京駅でも見られたのです。
「爆買い」だって、昭和50年代とかには、日本人がやって居ましたよ。
イタリアで・・・フランスで・・・
ブランド品を買いあさり、現地の人に馬鹿にされたこと忘れたのでしょうか?
本当に日本人は物忘れがひどいですね。
それが良いところでもありますが、自分のことを棚に上げて・・・
これは中国では無くヴェトナム・ハノイの春節前の光景です。
2011年1月23日ですから、春節直前ですね。
中国系の人が多いですから、商店街はこんな風にきんきらきんでした。
嬉しそうにこんなの買い求めてオートバイの相乗りで帰る家族も一杯見ました。
悪くない光景ですよ。
この先、この子達と一緒に暮らさないと日本国がなり立たなくなるかも知れません。
偏見無しで触れ合えば、ヴェトナム人はやさしくて良い人が多いですよ。
同じ町にいても中華の人と少し違って居ました。
タイの人も優しかったし・・・
残念ながらビルマ?ミャンマーには行けませんでした。
近年の日本では、「年賀状」が減少の一途だそうです。
元々私は書かない方でしたが、公職選挙法でも「書いちゃあいけない」となってますね。
減って居るのは「里帰り」もそうです。
テレビでは新幹線ホームで、「おじいちゃんと子へ行くの!」「おばあちゃんと遊ぶの!」なんて、インタビューを報じていますが、本当の田舎では「子供も孫も帰ってこないお正月」になって来ているのです。
人口が3割も減って、空き家が3割増えているのです。
もう、帰る家も待っている爺婆も居なくなりかけているのです。
正月時期にスーパーがやって居た「土産物コーナー」も消えつつあるのです。
中国などの「春節」が羨ましいです。