かなり淋しいお知らせです。
長年続いてきた、「飛鳥の夏祭り」「飛鳥町民夏祭り」が今年から無くなります。
私の一年先輩だった人などが、立ち上げた「飛鳥青年会議」と言う組織が、お盆に帰ってくる人達と一緒に楽しめるお祭りとして、飛鳥のほぼ中心になる飛鳥中学校を会場に、屋台や盆踊り、カラオケなど手作りで頑張ってきたものです。
比較的地元に沢山残った私より5歳から10歳下くらいのメンバーが中心に長年頑張ってきたのですが、人口の流出で「青年」なんて居なくなり、後継者もなく「青年会議」も「夏祭り」も無くなってしまうのです。
昨日、中心メンバーだった人と話したのですが、かつての青年もおそらく60台半ばを過ぎたはずです。
仕方ないとは言え・・・
次々と半官製イベントが生まれているのに、こうした、土着の物は消えて行く・・・
手作りでやってきた人は手をさしのべて欲しいとも言わないでしょうけど、これで良いのでしょうかね?
お盆に帰ってきて、この晩に中学の運動場に行けば、懐かしい顔に会える・・・
それも無くなると、帰ってくる気も萎えるでしょう。
すでに、親も居なくなって帰る人も減ってきているのに・・・
飛鳥だけでは無く、田舎では、お墓が空き地だらけになって来ているのです。
お墓も無くなれば、その家族は熊野との縁が完全に切れます。
当然家は空き家・・・
「ルーツ」なんて不明になります。
その先は「相続放棄」「不明地主」が一気に増えそうです。
それでも、行政はなんの手を打つ気もなし・・・
提言しても、検討する気もなし・・・
行き詰まって国が動くまで知らん顔かな?
ここでも、「他所の子が大事」という体質がでます。
飛鳥の夏祭りが消えるのは一つの現象です。
そして、ここだけに留まらない問題です。
「せめて、今居る人だけでも、楽しく一生送れる熊野市を・・・」
こんな事も考えてくれない行政って・・・
地方行政法と地方公務員法の趣旨を逸脱していますね。
兎追いし かの山 小鮒つりし かの川
この大又川も忘れられて行くのでしょうね。
せめて、一代だけでも忘れないように、「熊野は良かった」と言う子供時代を送らせたいものです。
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